mints magazeine 長門芳郎のマジカルコネクション  

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#029 2008_2月号
『魔法を信じるかい?』パイド・パイパー・デイズ紙ジャケット・シリーズ
BMGジャパン BVCM-3523
※「ナイトアウル・ブルース」収録
『デイドリーム』パイド・パイパー・デイズ紙ジャケット・シリーズ
BMGジャパン BVCM-35235
※ボーナス・トラックとして「ナイトアウル・ブルース」(コンプリート・ヴァージョン)収録
『ハムズ・オブ・ザ・ラヴィン・スプーンフル』パイド・パイパー・デイズ紙ジャケット・シリーズ
BMGジャパン BVCM-35236
『エヴリシング・プレイング』パイド・パイパー・デイズ紙ジャケット・シリーズ
BMGジャパン BVCM-35237
『ジョン・セバスチャン/タール・ビーチ』
PIONEER LDC<廃盤>
※「ナイトアウル・カフェ」収録
JAMES TAYLOR AND THE ORIGINAL FLYING MACHINE/-- 1967
GADFLY 219<廃盤>
※「ナイトアウル」オリジナル・ヴァージョン及びニュー・ヴァージョン(1996年)収録
ジェイムス・テイラー/ジェイムス・テイラー
東芝EMI TOCP67569(限定紙ジャケット)
※「ナイトアウル」(ロンドン録音)収録


NIGHT OWL CAFE
 昨年末のこと。YouTubeで、ジョン・セバスチャン(ラヴィン・スプーンフル)の動画「night owl cafe〜night owl blues」を何気なく見ていたら. . .突然、見覚えのある写真が出てきてビックリ!60年代半ば、ラヴィン・スプーンフルが産声をあげたニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジの名門クラブ「ナイトアウル」の古い写真が3枚出てくるのだが、その中の3枚目がなぜか、今から30年くらい前の冬の夜、ピーター・ゴールウェイとガールフレンド、バンド・メンバーと私の4人で「ナイトアウル」の前で撮った写真!ハイコン処理されているので、顔はわからないが、紛れもなく、あの時の写真だ。左端のノッポがピーター、右端でニット帽を目深にかぶり、首をすくめてるのが、私。ま、真っ黒で見えないが。しかし、すっかり忘れてかけていた写真が今頃なぜYouTubeに?アップロードしたひとは、プロフィールをみると、カントリー/ブルース好きなマニアックそうなアメリカ人。もちろん、全く知らないひとだ。過去、ネットに載せた記憶ないし、雑誌に載ったこともないはずなのだが(記憶がファジー!)。一体、どうやって入手したのだろう?
 さて、ナイトアウル・カフェをテーマにした曲というと、スプーンフルの「ナイトアウル・ブルース」が最も有名だろう。あのフレイミング・グルーヴィーズもカヴァーしたジョン・セバスチャン作のブルース・インスト・ナンバーだ。さらにジョン・セバスチャンが1993年にリリースしたアルバム『TAR BEACH』には、「ナイトアウル・カフェ」という曲が収録されている。
「いまでも友人たちと話していると、ところであの煙草のけむりムンムンしてたあの店はどうなったんだいと尋ねる声を聞く。まだ誰か演奏してたりするのかい。すごい演奏をしてたんだろうってよく聞かれる。そのたびに僕は答えるんだ。もうナイトアウル・カフェでは音楽をやってない。音は聞かれないんだよと。住所こそ変わったけれどあの時代この場所で伝説のように輝いていたナイトアウルの店。でももうあの店には音楽も聞こえない . . . 」(室矢憲治訳)と歌われる。
 なお、最初にナイトアウルがあった場所は、現在、ブリーカー・ボブズというレコード・ショップになっており、店の奥には、60年代半ばのナイトアウル時代の写真が飾ってある。
 もう1曲、ナイトアウル・カフェに因んだ曲として知られるのが、ジェイムズ・テイラーとダニー・クーチが在籍していたバンド、フライング・マシーンの「ナイトアウル」がある。JT作のこの曲、彼のアップル・レコードからのデビュー・アルバムでは、再録ヴァージョンが聴ける。

 1月23日に紙ジャケ再発されるラヴィン・スプーンフル4タイトル。今回、紙ジャケ化に際し、当時のアメリカ盤LPの内袋も初めて再現、レア写真満載のカラー・ブックレット、ボーナス・トラックは、現行のプラケースCDと同じ。(2008年リマスター)


     イベント・インフォメーション
    ★WINDS CAFE #133
     【魔法を信じるかい? 日本のロックと洋楽の蜜月Vol.2】

  ●日時:2008年1月20日(日)1時30分開場
  ●出演:長門芳郎(音楽愛好家)
        川村恭子(カモノハシストな音楽愛好家その2)
       @レンタルスペースSF 東京都世田谷区太子堂2-12-10
         TEL 03-3419-5449
  ●会場:http://www.k2.dion.ne.jp/~s-f/
  ●企画詳細:http://www.st.rim.or.jp/~mal/Cafe/
  ●内容:1月23日に発売される細野さんのトリビュート2、
   『ラヴィン・スプーンフル』紙ジャケ化を記念して、
   細野晴臣カヴァー特集&スプーンフル/セバスチャンを中心にした
   グリニッジ・ヴィレッジ〜ウッドストックのグッドタイム・ミュージック特集の
   2本立て!秘蔵音源/秘蔵映像満載!

  ●入場料(投げ銭方式)/差し入れ歓迎!(主にお酒やおやつ)
  タイムスケジュール:13:30 開場
               14:00 漠然と開始、同時に飲食OK
               17:00 終了予定(予定は未定)、
        その後オークション (前回は、DVDが超格安でした。
        オークションの売り上げは、会場をご好意で貸してくださってる
        ギャラリーへの謝礼になります)

     イベント・インフォメーション
  ★「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ」第25回

  ●日時:2008年2月2日(土)17:00-19:30(開場16:30)
  ●場所:東京・ケンウッド スクエア丸の内
  ●出演:長門芳郎(Believe In Magic)
        土橋一夫(「Groovin'」編集長/Surf's Up Design代表)
  ●ゲスト:森勉(PET SOUNDS RECORD)
  ●入場無料/要予約(tel:03-3213-8775 ケンウッドスクエア丸の内まで)
    ※予約受付中
  ●ご予約方法:(tel:03-3213-8775/ケンウッドスクエア丸の内まで)
  ●定員:50名(お申込みの順番で立ち見になることもございます)



【長門芳郎プロフィール】

70年代初期から後期にかけ、シュガー・ベイブ(山下達郎/大貫妙子ほか)、ティン・パン・アレー(細野晴臣/鈴木茂/林立夫)のマネージャーとして、コンサート/レコード制作に携わる。70年代末〜80年代末には、南青山の輸入レコード店パイド・パイパー・ハウスの店長/オーナーを続けながら、ピチカート・ファイヴのマネージメント、海外アーティストのコンサートをプロデュース。ヴァン・ダイク・パークス、ドクター・ジョン、リチャード・トンプソン、フィービ・スノウ、ダン・ヒックス、ジョン・サイモン、ローラ・ニーロ、ピーター・ゴールウェイ、NRBQほか多数の初来日ツアーを手がける。80年代末にヴィレッジ・グリーン・レーベル(ポニーキャニオン)をスタートさせ、海外アーティストのレコード制作に携わる。98年からは、ドリームズヴィル・レーベルのレーベル・プロデューサーとして、数多くのアルバム制作を行なっている。以上の仕事の傍ら、70年代から現在まで、数多くの洋楽アルバム/CDのリイシュー企画監修、アート・ディレクションを行い、その総数は700タイトル以上。現在音楽番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」にレギュラー出演中。





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