mints magazeine 長門芳郎のマジカルコネクション  

中古CD・中古DVDならレコミンツ! 中古CD買取強化中
東京中野ブロードウェイ3F
中古CD・中古DVD販売店
買い取りも強化中!
ロック,シネマ,アニメーションは、
中野・レコミンツ
中古DVD買取強化中
株式会社フジヤエービック 古物商許可番号 東京都公安委員会 第304399601273号


#025 2007_10月号
(1)リビー・タイタス
/リビー・タイタス
ソニー SICP-1452
<紙ジャケ限定盤>
(2)BEARSVILLE BOX SET
PONY CANYON
<限定4CD廃盤>
(3)THE BAND
/CAHOOTS
CAPITOL
<輸入盤>
(4)IN HARMONY
WARNER BROS.
<輸入盤>
(5)DR.JOHN
/THE BRIGHTEST SMILE IN TOWN
DAD 1017
<輸入盤>
(6)O.S.T.
/TOGETHER
RCA
<輸入盤LP 未CD化>
(7)バート・バカラック
/ウーマン
ユニバーサルUICY-2141
<紙ジャケ限定盤>


ウッドストックに生まれた華麗な女。
リビーは狂おしいほどに美しく、愛の似合う女。
ポール・サイモン、アル・クーパー、ロビー・ロバートソン、
フィル・ラモーンがプロデュースした超豪華なデビュー・アルバム。

という30年前に国内盤LPが発売された時の帯コピーもそのまま再現され、リビー・タイタスのセカンド・アルバム『リビー・タイタス』(1)が紙ジャケットになった。 実際は、60年代後半にラヴィン・スプーンフルやティム・ハーディンらの曲をカヴァーしたデビュー・アルバムを出しているので、これはセカンドに当る。1977年にリリースされたこのアルバム、帯に書かれた大物プロデューサーのほか、カーリー・サイモンも制作陣に名を列ねている。参加ミュージシャンもジェイムス・テイラー、ガース・ハドソン、ハース・マルティネス、クレイグ・ダーギ、グラディ・テイト、トニー・レヴィンなど、渋くも超豪華なメンツ。曲も粒揃いだが、ハース・マルティネスと書いた「夢の中のバルバドスの夜」、 エリック・ジャスティン・カズとの「ラヴ・ハズ・ノー・プライド」、 アル・クーパーとの「バカなわたし」は特に素晴らしい。「ラヴ・ハズ・ノー・プライド」は、ボニー・レイット、リンダ・ロンシュタット、リタ・クーリッジらによるカヴァーでよく知られている。今から10数年前、ベアズヴィル・レコードの未発表音源発掘のためにウッドストックに滞在、ベアズヴィル・スタジオのテープ倉庫に籠ったことがある。その際、ポール・バターフィールドやボビー・チャールズの未発表テープなどと共に見つけ出し、大興奮したのが、リビー・タイタスが1971年にエリック・カズのプロデュースで録音したデモ・テープだった。1996年に組んだ4枚組『ベアズヴィル・ボックス・セット』(2)には、3曲を収録、その中にはカズの名曲「マイ・ラヴ・ウィル・ネヴァー・ダイ」もあった。この頃、リビー本人にファースト・アルバム再発の打診をしたことがあるが、丁重に断わられてしまった。その数年後、ウッドストック山中、バードクリフの彼女の家を訪ねたことがある。ボブ・ディランが60年代に住んでいた屋敷だ。リビーが屋敷の中を案内してくれたが、私はディランの痕跡を捜すのに夢中になった。ディランが妻サラや幼い子供たちと暮らした場所に居ると思うと、不思議な気分だった。留守中の旦那ドナルド・フェイゲンのことなんてどうでもよかった(失礼!)。居間には、娘エイミーの美しいポートレイトが額装され、飾られてあった。現在、オラベルのメンバーでもあるエイミーは、リヴォン・ヘルムとリビーの間に生まれた娘。ザ・バンドの『カフーツ』(3)(1971年)に収録されている「The River Hymn」では、リビーの歌声が聴こえる。こうして、リビーは、ザ・バンドのアルバムに初めて参加した女性として、記憶されることになる。そして、その後、リビーはドクター・ジョンと恋に落ち、マンハッタンで暮らすようになるのだが、中睦まじいデュエットが聴けるのが、カーリー・サイモンの姉ルーシーがプロデュースした子供向けのオムニバス『イン・ハーモニー』(4)(1980年)収録の「ザ・セイラー&ザ・マーメイド」。この曲には幼いエイミー・ヘルムの声も入っていた。そう言えば、20数年前、パイドパイパーハウス10周年記念で招聘した初来日中のドクター・ジョンが毎日、リビーに長電話をかけていたことを思い出す。そんなジョンのアルバム『The Brightest Smile In Town』(5)(1983年)には「Pretty Libby」 という彼女に捧げられた曲が収められていた。
 ここで、リビーの歌声が聴けるアルバムをもう2枚紹介しておこう。1枚は、ジャクリーヌ・ビセット主演の映画『Together』(6)(1979年、RCA)のオリジナル・サウンド・トラック盤。バート・バカラックとポール・アンカが音楽を担当したサントラ盤には、マイケル・マクドナルド、ジャッキー・デシャノンのほか、リビー・タイタスもシンガーとして参加、「In Tune」という曲を歌っている。残念ながら、今のところ、未CD化。同じ年にリリースされたバカラックのアルバム『ウーマン』(7)(A&M)では、バカラックと3曲を共作、「リヴァーボート」ではリード・ヴォーカルを取っている。

★「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ」第23回★
  CDリイシュー記念!「伊藤銀次さんをお迎えして」リターンズ

●日時:2007年10月6日(土)17:00-19:00(開場16:30)
●場所:東京・ケンウッド スクエア丸の内
●出演:長門芳郎(Believe In Magic)
     土橋一夫(「Groovin'」編集長/Surf's Up Design)
●ゲスト:伊藤銀次
●入場無料/要予約(tel:03-3213-8775 ケンウッドスクエア丸の内まで)
  ※9月3日より 予約受け付けしています。
●内容:この「Pied Piper Days」は、FM番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」でも共演する長門芳郎+土橋一夫が、洋楽・J-POPSを問わずその時々に合った気になる曲を、お喋りと共に選りすぐりでお届けする音楽イヴェント。今回は、以前このイヴェントにご出演頂き、是非もう一度ということで反響の大きかった伊藤銀次さんをゲストにお迎えします!ちょうど10/24にソニーから伊藤銀次さんの『BABY BLUE』から『PERSON TO PERSON』までの1980年代のアルバム7枚と1993年の『Love Parade』が紙ジャケで再発されますので、当時の貴重な映像やエピソードなども織り交ぜながら、今回のリイシュー盤からいち早く最新リマスターの素晴らしい音をお届けします。もちろん恒例の最新のリリース/リイシュー盤情報など、ここだけの濃い内容もご用意して、皆様のご来場をお待ちしております。

  イヴェントについての詳細はコチラを!
  http://www.geocities.jp/back_to_mono_prod/pied1.html




【長門芳郎プロフィール】

70年代初期から後期にかけ、シュガー・ベイブ(山下達郎/大貫妙子ほか)、ティン・パン・アレー(細野晴臣/鈴木茂/林立夫)のマネージャーとして、コンサート/レコード制作に携わる。70年代末〜80年代末には、南青山の輸入レコード店パイド・パイパー・ハウスの店長/オーナーを続けながら、ピチカート・ファイヴのマネージメント、海外アーティストのコンサートをプロデュース。ヴァン・ダイク・パークス、ドクター・ジョン、リチャード・トンプソン、フィービ・スノウ、ダン・ヒックス、ジョン・サイモン、ローラ・ニーロ、ピーター・ゴールウェイ、NRBQほか多数の初来日ツアーを手がける。80年代末にヴィレッジ・グリーン・レーベル(ポニーキャニオン)をスタートさせ、海外アーティストのレコード制作に携わる。98年からは、ドリームズヴィル・レーベルのレーベル・プロデューサーとして、数多くのアルバム制作を行なっている。以上の仕事の傍ら、70年代から現在まで、数多くの洋楽アルバム/CDのリイシュー企画監修、アート・ディレクションを行い、その総数は700タイトル以上。現在音楽番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」にレギュラー出演中。





▲TOPへ
Copyright(C) FUJIYA AVIC. All Rights Reserved.