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| 長門: |
ジャズとしてもポップスとしても楽しめる、とっても素敵な曲に仕上がっているよね。それじゃあこの辺で、初めて自分のお小遣いで買ったレコードを教えてください。 |
| 高田: |
小学校1年生ぐらいの時に買った、シュガーの「ウェディング・ベル」っていうシングルです。たぶんその当時は、歌謡曲とかテレビで流れている音楽で、知らない間に覚えていたんですよ。知らないお姉さん3人組が歌っていて、それをエアチェックした友達のテープを一緒に聴かせてもらいながら、そこで初めて私もそういうことをしたいと意識しました。確か柏のそごうのレコード屋さんへ探しに行って買いましたね。 |
| 長門: |
最初の洋楽体験っていうと? |
| 高田: |
物心ついてからだと小学校5年生ぐらいで、スティーヴィー・ワンダーとディオンヌ・ワーウィックとエルトン・ジョンとグラディス・ナイトが共演した「愛のハーモニー」ですね。その頃ラジオをよく聴いていたので、毎日のようにかかっていて、いい曲だな〜って思ってシングルを買いに行きましたね。その辺りからの洋楽ですね。有名どころのスティーヴィーとかエルトン・ジョンとかっていう名前を覚え始めたのもその頃ですね。 |
| 長門: |
レコード・ハンティングなんかはしました? |
| 高田: |
それは学生の頃、18〜19歳ぐらいの時ですね。音大に入る前に毎週、和声の先生のところに通っていたんですけど、その先生が目白に住んでいるので、レッスンが終わると池袋まで明治通りをテクテク歩くんですよ。そうすると当時はタワー・レコードとWAVEがまだあった頃なので、そこ必ず寄るんですね。全財産をはたくんです(笑)。ちょうどアナログがCDになった変わり目だったので、輸入CDがたくさん出ていて。ラジオで聴いて、気に入ったのを中心に、1年でたぶん200枚ぐらい買いました。大学に入ってからは、近くにレコファンがあったので、そこで初めて中古CDの存在に気づきました。そこでもかなり買っていましたね。 |
| 長門: |
ジャケ買いとかするタイプでした? |
| 高田: |
結構していましたね。すごく後になって、これサム・クックだったんだとか(笑)、ジミー・ウェッブだったとかいうのが何枚もありますね。でも最近はもうしてないですね。そういう時間の余裕があればいいんですけどね。 |
| 長門: |
ジャケ買いも当たりが多かったみたいで(笑)。でも世代的には、最初からCDなのかな。 |
| 高田: |
いいえ、中学まではずっとアナログ盤を買っていました。だからドーナッツ盤はすごく持っていますね。高校入学と同時に、コンポを買ってもらってCDになりましたけど、なんだかちょっとCDはつまらないって印象はありましたね。父に”レコードはそっと触るものだ、針はそっと落とすものだ“とうるさく言われながら、盤面に触れないようにジャケットから出してターンテーブルに置いて、片面終わったら裏返してっていう、あれがなくなったのがやっぱり寂しかったんですよね。だからアルバムを作る時に、松木さんはじめ、皆さんはアナログ世代なので、曲順を考える時とか「今ここでA面が終わったんだ。ここからB面だな」というのが普通の会話で出てきます。その感じが欲しいんですよね、CDにも(笑)。 |
| 長門: |
ホントそうだよね。曲数って10〜12曲ぐらいまでが丁度良いんだよな。今は、入るだけ詰め込む風潮だからね。 |
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