mintsBar 今夜のお客様は 今夜のお客さまは 伊藤広規さん です  

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”今夜のお客様は伊藤広規さんです。“
【伊藤広規 いとうこうき プロフィール】

‘54年2月19日生まれ、東京都足立区出身、魚座、B型。
小学生の頃よりピアノを習い始める。中学生の時、ブラスバンド部でパーカッション、トランペットを担当し、同時期にアマチュア・バンドを始め、ドラマー、ギタリストを経て、20代前半よりベースを始める。プロのベーシストとしてのレコーディング1号は、’77年、西岡たかし『私の耳はロバの耳』。’79年、青山純(Dr)と共に、山下達郎のツアーに参加、同時にアルバム『RIDE ON TIME』のレコーディングに加わる。以来『FOR YOU』」『MELODIES』『POCKET MUSIC』『僕の中の少年』『ARTISAN』『COZY』『JOY』『SONORITE』等、すべての名盤に参加。山下達郎バンドのパーマネント・メンバーとして30年不動の地位を築き、現在も進行中。
’08年12月19日、初のソロ・アルバム『Sometime Somewhere Introducing Koki Ito Official Bootlegs vol.1』を自身のレーベルBASS&SONGSよりリリース(販売店舗:レコミンツ、KAWAI原宿店)。数多くのアーティスト達のライヴ、レコーディング参加歴を持ち、そのすべてを網羅、把握することは不可能に近い。
現在の自身の活動としてKK Session (南沢KAZ、伊藤広規)、NEBULA(松下誠、伊藤広規)、Future Days(青山純、松下誠、マック清水、Ma*To、伊藤広規) 
※公式ホームページhttp://fdays.info/html/)、
A.I(青山純、伊藤広規)、SEVEN(斉藤和義、小田原豊、伊藤広規)がある。
過去の参加作品は伊藤広規参加作品リスト“Koki Works”で見ることが可能。
http://www9.ocn.ne.jp/~kokinote/index.html

時を得て多くのプロジェクトが進行している現在、その活動はベースだけに留まらず、すべての音楽を刺激する。

伊藤広規オフィシャルホームページ
http://www.itokoki.com/
除川: いらっしゃいませ。mints Barへようこそ。
伊藤: こんばんは! 長門さん。
長門: 今日はよく来ていただけました。
伊藤: 村松(邦男)くんから、このお店のことを教えてもらったんです。
それで前からずっと気になっていて。
長門: ぜひとも、ゆっくりしていってくださいね。
除川: 早速ですがお飲み物はいかがいたしますか。
伊藤: では、白州をロックでお願いします。

長門: 山下(達郎)くんのバックで演奏するようになったのは、アルバムでいうと1980年 の『RIDE ON TIME』からですね。
ということは、人生の約半分を山下くんと一緒に演奏してきたわけだ(笑)。
伊藤: そう考えると長いですね(笑)。
長門: 伊藤さんは山下くんと同じく、ブラス・バンドで楽器を始めたんですよね。
バンド加入当初、ブラバン話で盛り上がりませんでしたか。
伊藤: 盛り上がりました(笑)。僕もブラバンでは最初、太鼓を叩いていたので。
長門: ああ、山下くんも最初はタイコ担当だったから。ブラバンは中学時代ですか?
伊藤: そうです。それでブラバンやりながらエレキ・ギターを弾くようになって。
その前にピアノを弾いていたんですよ。家業の運送屋のトラックがピアノを積んだトラックに突っ込んで、ピアノの脚が折れたので、それを引き取ったのがきっかけで。
兄貴が二人いるんですけど、3番目の俺がそのピアノのいけにえになりました(笑)。
長門: (笑)。アマチュア・バンドでは、どんな活動を?
伊藤: 地元の盆踊り大会のやぐらの上で演奏したり。
高校生のときに、文化放送で録音できるっていうのでみんなで行ったんだけど、結局、俺一人しか歌わなくてちょっと恥ずかしかったっていう思い出もあります(笑)。
そういえば第1回目のAロック・コンテストで優勝したこともあったなぁ。
ライムという高校生バンドで出演したんですけど。二日酔いで自分の演奏は全然ダメだったんですけど、なぜか優勝しちゃって。
長門: そのときはベースは弾いていなかったんですか?
伊藤: まだギターを弾いていました。その時のバンドで志賀高原のホテルの中のライブスペースに呼ばれて演奏するようになって。そこで、バッドシーンやカルメン・マキ&OZのドラマーとして活動していた長谷川康之と出会ったんです。
それで彼が演っているFAR EASTという慶応大学のバンドに誘われたんです。
そのバンドは慶応大学で黒人文化を研究する会というサークルだったんですけど、今思えば、単にアース・ウインド&ファイアーとか、チャカ・カーンが好きな奴らの集まりで、要するにパーティ・バンドなんですよね。(笑)。今でも大好きなバンドです。
このバンドで初めてベースを担当しました!
で、そこにボーヤとして来ていたのが青山純だったんです。

長門: 青山くんと出会ってベースを弾くようになって、最初はどんな感じで腕を磨いていったんですか。
伊藤: 二人ともヘタクソだったので、志賀高原に合宿に行って、友達のホテルにあったスキーの乾燥室でひたすら特訓しました。
除川: プロ・ベーシストとしての最初のお仕事は西岡たかしさんの『私の耳はロバの耳』だったんですよね。
伊藤: そうそう。懐かしいですね。緊張しちゃうから、一升瓶片手に演奏して(笑)。
青山は青山で、ヘッドフォンをしてレコーディングするということを知らなくて(笑)。
それが理由じゃないと思うんですけど、レコーディングを担当した田中さんというディレクターは飛ばされてしまいました。いいひとだったんですよ。(笑)
長門: (笑)。当時、お手本にしていたのは、どのあたりのアーティストだったんですか?
伊藤: JB‘sやアース・ウインド&ファイアーですね。特にアースのリズムにはブッ飛びましたね。
だいたいこのぐらいのテンポかなとか思ってたら、サビに入った途端、すごく速くなったり。
いろいろそこで発見して、それ以降、リズムに関しては、常に気にするようになったんだけど、イメージしたフレーズを弾いた後に気付くことがすごく多かったですね。
その後、あるとき森園(勝敏)とバンドを組むことがあって、森園と青山と一緒にリハーサルをやったんですけど、リハの最中に演奏しながら空間に16ビートがピタピタピタピタってハマっていくのを身体全部で感じたんですよ!、理由無く身体が、“これだ!”と感じるリズムとメロディですね。
そのときに“これを感じるために音楽ってあるんだな!”って分かったんですね。弾いてるほうがまずノリノリにならないとダメなんだなって。
それ以前は“フレーズが決まらないとノレないじゃん”って思っていたんだけど、結局、自分がノラないとフレーズも決まらないんですよね。
それが解ってから、一切練習しなくなっちゃいました。(笑)
除川: ちなみに伊藤さんといえばへヴィ・ゲージの弦っていうイメージがあるんですけど、最初からベースの弦は太かったんですか?
伊藤: 最初は他人に借りていたベースだったんで、弦もそのまま張っていたんですけど、自分のベースを使うようになってからは、ずっとヘヴィ・ゲージですね。
運送屋のせがれで力があるからへヴィ・ゲージじゃないと弦がもたないんですよ(笑)。
達つぁん(山下達郎)と一緒にやり始めたころも、1曲目が始まった段階で、“切れそうだな”って感じたら案の定切れてしまったことがあったり。
ここ最近は力が抜けて、ちょうどよくなってきましたね。
除川: メインで使われているベース、“菊丸”との出会いも教えていただけますか?
伊藤: あれは、達つぁんのバックでコーラスをやっていた和田夏代子さんの旦那さんが、もともと使っていたベースなんですよ。大海さんという日音のディレクターをやっていた人でした。
長門: 僕の大学の後輩ですよ(笑)。
伊藤: えっ、本当ですか !? 
たぶん菊丸は大海さんが大学時代に使っていたベースじゃないかなぁ・・・?  
LAに行った時、十何万かで買ってきたらしいんですけど、誰も上手く弾きこなせないから、“暴れ馬”って名前が付いていたみたいで。それを売ってもらったんです。
除川: 達郎さんのブラウンのテレキャスターと同じで、伊藤さんといったら菊丸っていうイメージですよね。
伊藤: まあ長い間、使っていますからね(笑)。

除川: たしか初めて達郎さんと会われたのは、ウェザー・リポートのコンサート会場だったんですよね。
伊藤: 僕は青山と佐藤博さんと一緒に観に行ったんですけど、開演前、僕らの列の5人くらい前に達つぁんが友達と一緒に並んでいて。見た目からして、いかにも生意気そうなんですよ(笑)。
“一緒にバンドやったら、いろいろ言われそうだな〜”とか思いました(笑)。
でも、いざ組んでみたら全然そんなことなくて。基本的に“好きなことやんなさいよ”みたいな感じなんですよ。少しの言葉でお互い理解できるから、すごく楽でした。
達つぁんは音楽に対して、すごくナチュラルな姿勢で取り組んでいるとろが共感持てました。
除川: 達郎さんとの最初のレコーディングは『MOONGLOW』の時ですよね。
伊藤: コーラスのかぶせがあるっていうから青山とスタジオまで遊びに行ったんです。
そうしたら「サンシャイン」という曲のコーラスを急遽手伝わされて(笑)。
青山は風邪をひいていたから、すごい鼻声だったんですけど(笑)。
長門: じゃあ最初はコーラス・デビューだったんですね(笑)。
山下くんは(吉田)美奈子からの紹介ですか?
伊藤: そうです。吉田美奈子と矢野顕子の2本立てライヴがローランドの企画であって、そこで吉田美奈子と知り合ったんです。彼女の紹介で達つぁんに会いました。
除川: 達郎さんと一緒にやるようになってリズムにも、よりいっそう磨きがかかったんじゃないですか?
伊藤: それはありますね。達つぁんのリズムは強力ですから。
ギターの音がなくなるだけで、一気に空虚感になるんですよ。それぐらいグルーヴのあるギターなんです。それは組んだ頃から今に至るまで、まったく変わっていないですね。

除川: 『RIDE ON TIME』を聴くたびに思うんですけど、当時、みなさん20代中盤ですよね。
その若さで、ああいう曲、ああいう演奏をしていたというのが今考えるとすごいですよね。
伊藤: そうですね。達つぁんのバンドに新しく入ったドラマーのオガピョン(小笠原拓海)も25歳で“若いな〜”とか思うけど、よくよく考えたら当時の我々とあまり年齢が変わらないんですよね(笑)。
長門: ちなみに、あの頃の山下達郎バンドの音が今、海外ですごく評価されているらしいですね。
伊藤: そうなんですか〜?
長門: 今はYou Tubeに勝手にみんな映像や音をアップしちゃうじゃないですか。あれを海外の人が観たり聴いたりしているみたいで。
伊藤: たしかにネット上に自分でも持っていないようなライヴの音源がアップされたりしていてビックリすることがありますね。“これ、凄いじゃん、誰? あ! 俺だ”みたいな(笑)。
除川: 実際、海外でライヴをやるような話はなかったんですか?
伊藤: 達つぁんに会うたび、いつも“世界に行かないの?”って聞いてみるんですけど、ここでは言えないような理由で(笑)、海外では演りたがっていないようです。
長門: 伊藤さんはセッション・ベーシストとしても、本当に幅広いジャンルのレコーディングに参加していますが、美空ひばりさんの曲でもベースを弾いてるんですよね。それは、いつぐらいですか?
伊藤: ひばりさんが亡くなられる1年ぐらい前ですね。
でも、レコーディングをやっている最中は、美空ひばりのレコーディングだとは気付かなかったんですよ。ギタリストの青山徹くんがその時一緒で、レコーディングの最中に彼と、“この演歌っぽい曲、誰が歌うんだろうね?”みたいな話をしながら2曲ぐらいパッと録ってその日は帰ったんですけど、1週間ぐらいあとにそれがひばりさんのレコーディングだったっていうことが判明して。
“知っててやりたかったな〜”って思いました(笑)。
長門: 今となっては貴重なレコーディングですよね(笑)。
伊藤: あと印象深かったのは研ナオコさんのレコーディングですね。
演歌のコードで16ビートの曲なんですよ(笑)。それで、“このコード進行で、このリズムはオカシイですよ。この曲、誰が歌うんですか?”ってディレクターに聞いたら、“研ナオコさんです”って。
僕は研ナオコさんの曲好きだから、彼女が歌うって聞いた途端、ぱっと自分の中で世界観ができて、次のテイク一発で録れました。それまでは3回録音しても、まったく上手く弾けなかったのに。
その時までどんなものも弾けると思っていたのが、曲としてイメージが成り立たないと弾けないんだなって、初めて気付いたんですよ。
研ナオコさんの名前を聴いた途端、“演歌で16ビート……ありえる!”って思いましたから(笑)。

長門: ソロ・アルバム(『Sometime Somewhere Introducing Koki Ito Official Bootlegs vol.1』)にデビュー前の音源(9曲目「Memories」)が入っていますね。
伊藤: あれは1975年頃、20か21歳の頃に自宅でテレコを使って録ったやつです。
長門: あの曲で弾いているベースは自己流ですか?
伊藤: そうです。でも、あまり今と変わらないですよね。
長門: あの音源を聴いて僕が思い出したのが、山下くんがデビュー前に自宅録音していた音源。
知り合った頃、彼の家に遊びに行ったら、高校時代に作ったテープをこそっと聴かせてくれたんです。それがすごく良くて。その時点で“彼は将来、凄いミュージシャンになるな”と思いました。
伊藤: その音源は歌入りだったんですか?
長門: そうです。「黄色い部屋」っていう曲で、その1回しか聴いていないんだけど、いまだにメロディが頭の中に残っていて。それと同じような感覚を覚えました。
他にも当時の音源は残っているんですか?
伊藤: はい。まだ何曲かあります。
今回収録した曲は、友達に編集テープを作った時に、A面の最後が余っちゃったんで、それをキレイに埋めようとして作った曲だったんです(笑)。
それとは全然話が違うけど、昔、青山が“ジョニ・ミッチェルの曲を聴きたい”というから、彼のためにテープを作ってあげたんですね。それで、やっぱり最後のほうが余っちゃったから、ちょうど『未知との遭遇』を映画館で観たばかりだったんで、劇中で使われてる例のメロディーをベースで入れちゃったんですよ。そうしたら、青山が、まんまと騙されて“ジョニ・ミッチェル、あの曲やってるんだ!”とか大騒ぎしてて(笑)。昔は、そんなイタズラばかりしていましたね。
長門: (笑)。3曲目の「遠い声」ではドラムも叩いていますね。
伊藤: ドラマーとしてのライバルが達つぁんなんです(笑)。
僕がドラムを叩いた音源を聴かせると、“バスドラちっちゃいんじゃない?”とか言ってきて(笑)。
くだらないところで、いつも争っているんです(笑)。
長門: それにしても伊藤さん、ドラム上手いですよね。
伊藤: ドラムは青山より上手いです(笑)。
いつも青山に会うと、“こういうの叩ける?”ってドラムを叩いてるんですよ。(笑)
長門: 今回のソロ作品集は、どういうキッカケで作ろうと思ったんですか?
伊藤: 前回の達つぁんのツアーで、SOGOの水野くんから“物販を出しませんか?”って言われまして。それだったらすぐに音源をまとめようと思って(笑)。
長門: 前々から構想はあったんですか?
伊藤: 構想はあったんですけど、なかなか1枚にまとまらなかったんです。
でも、ここにきていろんな音源が集まってきたので、だったら、フル・アルバムっていう形で発表するのは忍びないけど、日記みたいな感じで出すんだったらいいかなと思って。
長門: 日記といえば、僕の友人でやはりベーシストのトニー・レヴィンがいるんですけど、彼が10年ほど前に『ワールド・ダイアリー』というアルバムを出しているんですよね。
旅先のホテルの部屋や友人の家で録音した音源が入っていて。いわゆる、ブログのCD版みたいな作品ですよね。旅先で知り合った現地のミュージシャンと一緒に演奏していたり。それがすごく面白いんです。
伊藤: 面白そうですね。トニー・レヴィン、僕も大好きです。
でも、それやるにはちゃんとした録音機材を買わないと。僕は思いついたら、いつもメロディを携帯に入れているんですけど、あとで聴いたら何だかさっぱりわからないんですよね(笑)。
携帯の音がもっと良くなればいいんですけど(笑)。

長門: 伊藤さんはレコードをどういうお店で買っていたんですか?
伊藤: 若い頃は銀座のヤマハですね。輸入盤はあの店にしか入ってこなかったから。
月のお小遣いが500円の頃にツェッペリンの2枚目が2,800円でした。だから半年貯金しないと買えなかったんですよね。
除川: 銀座のヤマハと道玄坂のヤマハって、どっちが先に輸入盤を取り扱っていたんですか?
長門: 銀座が先じゃなかったかな。僕も最初、銀座で買っていたから。
伊藤: 足立区から渋谷は遠くて(笑)。渋谷のヤマハには、なかなか行けなかったですね。
除川: 初めて自分のお小遣いで買ったレコードは何でしたか?
伊藤: 結構、友達から借りることが多かったんです。あとは兄貴から借りてレコードを聴くことも多くて。自分で買ったのは……なんだろうなあ。たぶんシングル盤だったと思いますけど。
ヴァニラ・ファッジの「You keep me hangin’ on」とかグレン・キャンベルの「Wichita Lineman」とか。アルバムだとレッド・ツェッペリンの2枚目だと思います。
長門: なるほど。では最後に、伊藤さんが影響を受けたレコードを紹介してもらいましょう。
〜伊藤広規さんの8枚〜

 「 JONI MITCHELL / SHADOWS AND LIGHT 」
  −一番、思い入れが強いのはこのアルバムです−
ジョニ・ミッチェルは大好きな女性シンガーです。
どれも名盤なんだけど、一番、思い入れが強いのはこのアルバム。
ジャコ・パストリアス、マイケル・ブレッカー、パット・メセニー、ライル・メイズetc…そうそうたるミュージシャンが参加しています。アナログ盤でいうところのB面が好きですね。

 「 アート・ファーマー / クロール・スペース 」
  −ウィル・リーは、このアルバムでのプレイが一番好きです−
このアルバムはアルファ・レコードの音羽スタジオで初めて聴きました。
スタジオの上の階に村井邦彦さんが住んでいて、遊びにいったら、部屋でこのアルバムをかけていて。あまりにも素晴らしかったので、その場で“明日、返しますからこのレコード貸してください”って頼んだんです(笑)。リズム隊はウィル・リーとスティーヴ・ガッド。

 「 グレイス・ジョーンズ / スレイヴ・トゥ・ザ・リズム 」
  −車で中央高速を走るときに最適なアルバムです(笑)−
このアルバムはサウンドがいまだ新しいですよね。
コンセプト・アルバムみたいな感じで、まともな曲は最後の方の1曲だけなんですけど。
個人的に車で中央高速を走るときに最適なアルバムです(笑)。
ちなみに東名高速はディープ・パープルの『Live in Japan』なんですけど(笑)。
あと、音が左右に触れるので、オーディオのチェックにも最適だと思います(笑)。

 「 フローラ・プリム / エヴリデイ・エヴリナイト 」
  −アル・マッケイのギターがすごくいいんです−
フローラ・プリムとジョニ・ミッチェルを2年ぐらい、ずっと聴いていた時期があったんです。
リターン・トゥ・フォーエヴァーで好きになって、このアルバムを買ったら見事にハマっちゃって。
アル・マッケイのギターが、またすごくいいんですよ。この人のリフから曲がいっぱい出来てますからね。

 「 フランク・ザッパ / シーク・ヤブーティ 」
  −でかい音で最後まで聴くと気分がスッキリするんです−
ザッパは知り合いのザッパ・フリークに1st アルバムから毎日1枚ずつ借りていったんです。
最初はワケがわからなかったんですけど、『いたち野郎』ぐらいから、“あ、なんとなくいいかな?”と思って、ロキシーでのライヴ盤『ROXY&ELSEWHERE』で完全に“凄い!”と思いました。
中でも、このアルバムは、めちゃくちゃ盛り上がりますね。
『Sheik Yerbouti』と達つぁんの『JOY』に入ってる「THE WAR SONG」は、爆音で最後まで聴くと気分がスッキリするんですよ。

 「 ピーター・ガブリエル / So 」
  −ポップですごくいい作品だと思います−
ジェネシス・ファンからするとミーハーでC調なイメージがあるのかもしれないけど、僕はこのアルバムはポップですごくいい作品だと思います。ケイト・ブッシュとのデュエットも素晴らしい。
これより後のアルバムは難しすぎて、あまりよくわからないですけど……。
アムネスティのコンサートで来日した時のライヴもすごく良かったですね。

 「 タワー・オブ・パワー / バック・トゥ・オークランド 」
  −A面からB面に移る流れが大好きなんです−
やっぱりデヴィッド・ガルバルディのドラムは最高ですよね。
このアルバムはA面からB面に移る流れが大好きなんです。CDだとそういった感覚が楽しめないのが、ちょっと寂しいですね。
今年ブルーノート東京でやった来日公演も観に行きました。僕が教えている生徒にもこのアルバムを薦めてます。

 「 パット・メセニー&ライル・メイズ / ウイチタ・フォールズ 」
  −メセニーは一人でやってもいいし、グループでやってる時もいい−
これは寝るときに最高のアルバムです。
パット・メセニーはいいですよね。一人でやってもいいし、グループでやっている時もいいし。
ライル・メイズも大好きです。
彼のアルバムは、1枚目が “山”で2枚目は“街”っていうイメージがありますね。

〜伊藤広規さんの8枚〜
JONI MITCHELL
/SHADOWS AND LIGHT
<輸入盤 ELEKTRA 704>
アート・ファーマー
/クロール・スペース
KICJ-8084(廃盤)
グレイス・ジョーンズ
/スレイヴ・トゥ・ザ・リズム
PSCD-1154(廃盤)
フローラ・プリム
/エヴリデイ・エヴリナイト
VICJ-61020
フランク・ザッパ
/シーク・ヤブーティ
<紙ジャケット仕様>
VACK-1327
ピーター・ガブリエル
/So
<紙ジャケット仕様>
VJCP-68851
タワー・オブ・パワー
/バック・トゥ・オークランド
WPCR-12910
パット・メセニー&ライル・メイズ
/ウイチタ・フォールズ
UCCE-9203

  mints Barでは、時間の経つのも忘れて、音楽談議が続いています。

伊藤広規さんのオーダー
白州12年 ロック


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レコミンツPART-1にて、下記のCD「伊藤広規 / Sometime Somewhere」をお買い上げの方に
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○伊藤広規/Sometime Somewhere \2,500(税込)

○伊藤広規
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『recomints PART-1』までご来店、もしくは通信販売にてご購入戴けます。
『recomints PART-1』の詳細はコチラ(電話番号もコチラでご確認戴けます)。
お気軽にお問い合わせ下さい。



■伊藤広規さんコメント






     (注)グッド・タイム・ミュージックの流れる店、mints Barは架空の店です。

mints Barは、コチラのお店をお借りして、撮影しています。


ラウンジバー瑠璃
東京都中野区新井1-7-1
カーサトモエビル1階
Tel : 03-3387-7906



第三十八夜  おわり
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