mintsBar 今夜のお客様は 曽我部恵一さん です  

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”今夜のお客さまは
      曽我部恵一さんです。“
【曽我部恵一 そかべけいいち プロフィール】
いわずもがなローズ・レコードの主宰。幼少時に母の推薦で読んだ江戸川乱歩の小説世界に大いに触発される。彼のキャリアの最初は90年代に組んだサニーデイ・サービスというトリオ・ロック・バンド。その後、2001年よりソロ活動へと移行し現在に至る。メロウ・フォークとハード・ロックの間を縦横無尽にドリブルする。音楽活動と同時に文筆やDJにもその才能を開花させる。今日も音楽と詩のありどころを探す心熱き男。彼を愛するものは皆こういう「エリック・サティとパンク・ロックの間に横たわる大きな詩人」。彼の愛するものを以下列挙ス。ホラー映画/神保町/鳥/ニール・ヤング/NRBQ/コーヒー/遠藤賢司/妻と子供/植草甚一/90年代の渋谷/ラモーンズのLP/大瀧詠一/アンドリュー・ワイエス/釈由美子/マーティン・デニー/ビートルズ/岡崎京子/アンリ・ルソー/...etc (text by hitoshi odajima)

曽我部恵一 公式ホームページ
http://www.sokabekeiichi.com/
除川: いらっしゃいませ。mintsBarへようこそ。お待ちしていました。
曽我部: こんばんは、長門さん、除川さん。ようやく伺えましたよ。おっ、このモザイクになっている石の壁、年季入っていますね。渋くてカッコいいお店だなあ。
長門: どうもありがとう。忙しいのに来てくれてうれしいな。さあどうぞ。
除川: さっそくですが、お飲み物はいかがいたしますか?
曽我部: では、ジンジャー・エールをお願いします。

長門: 全国各地、結構ツアーして回っているよね。
曽我部: ライヴは年間110本ぐらいだから、3日に1回のペースですね。それと並行して、去年の後半は鈴木慶一さんのプロデュースをやらせてもらったりだとか、自分のレコーディングをしていました。
長門: その慶一くんのソロ・アルバム『ヘイト船長とラヴ航海士』、すごく良かったよ。
曽我部: ありがとうございます。これは何というか、レコハンの成果が実って(笑)。たぶん100枚ぐらいレコードを使っていると思います。本当に楽しく出来ました。
長門: そういうのが伝わってくるよね。2人で、スタジオでニヤニヤしながらやってたんだろうなって(笑)。曽我部君と最後に会ったのは一昨年、野音でのムーンライダーズ30周年ライヴだったけど、今回のプロデュースの話はその辺りに端を発しているようだね。
曽我部: そうですね。あの日の打ち上げの三次会だったかな?恵比寿のお店で突然慶一さんに、何の前触れもなく言われたんですよ(笑)。“ちょっとプロデュースしてくれない?曽我部君”“ああ、いいですよ”みたいな感じで。そういえば以前、ジョン・サイモンやハース・マルティネスも参加したイベントを福岡でやったじゃないですか。僕もサニーデイ・サービスで出演させてもらいましたけど、あの時に慶一さんも出ていましたもんね。
長門: 福岡のイムズホールだ。
曽我部: この間、アコースティック編成のランデブー・バンドでそこへ行ってきたんですよ。すごい久しぶりだなあって思って。
長門: あのイベント「LIKE A WOODSTOCK」は'99年だったからね。イムズホールの10周年にウッドストック30周年をかけて僕等が企画して、プロデューサーとして鈴木慶一に加わってもらい、サニーデイとか青山陽一君とか、カーネーションの直枝政広君やヒックスヴィル、高野寛君、ファンタスティック・プラスチック・マシーンなんかに出てもらったんだ。
曽我部: その時はまだ慶一さんとはそれほど親しくなくて、あれがライヴでは初共演になるのかな。その前にテレビ「笑っていいとも」に呼んでもらったりしてますけど(笑)。だから、意外と近くもなく遠くもなくといった感じだったんですよ。もちろん音楽はよく聴いて知っていましたけど。
長門: まあ、慶一くんもその間、曽我部君の活動をずっと見てきていたんだろうね。彼はプロデュースする側の立場でもあるから、そういう人間が曽我部君にオファーしたというのは興味深いよね。
曽我部: 何か近しい人だと手の内が見えてしまうから、本当に先が読めない僕とやるのが結構楽しみだったみたいですね。

長門: ところで“WK1”というのはどう読むの?
曽我部: “ダブル・ケイイチ”ですね。慶一さんがどうしても使いたいって(笑)。
長門: “ダブル・ケンジ”みたいなもんだ(笑)。着手したのは去年のいつぐらいから?
曽我部: 10月ぐらいですね。実際スタジオに入ったのは10回も無いのかな。もう本当にすぐ出来ちゃった。慶一さんも、こんなにスムーズにレコーディングが終わったことは、かつて無かったって言っていました。僕がコンピュータである程度組んだものに、慶一さんがいろいろ歌やギターを乗せていくようなプロセスで進めたんですけど。
長門: 慶一くんに言わせると、曽我部くんはプロ・トゥールスでの作業が早いらしいけど、いつ頃から導入しているの?
曽我部: 2000年ですね。バンドを解散して1人になった時、どうやって音楽をやろうかってところに立ち戻っちゃって、プロ・トゥールスを買ったんですよ。それからずっと使っています。でも相変わらずアナログ・テープに録るので、あくまでプロ・トゥールスは楽器みたいな感じで考えていますね。まず慶一さんのデモ・テープっていうのがあるんですけど、出来上がりは全然違うんですよ。バラバラにしてもう一回組み立てていくから。僕らの横には常にターン・テーブルがあって、レコードのストリングス部分をはめ込んだり、リズム・トラックを作ったりっていう、ヒップホップの手法ですね。
除川: マッドリブみたいな感じですね。
曽我部: そう、西海岸の古い音楽への愛情がある、現在のヒップホップの人達の感覚で、アンチコンの連中やマッドリブとかがやっているようなことを取り入れたかったんですよ。慶一さんも僕もヴァン・ダイク・パークスが好きだし、『ソング・サイクル』みたいなものをやりたいなあっていうのが最初にあったんです。それを日本で、鈴木慶一という、いろんな歴史を持った人物を介して出来たら面白いなあってところで、サンプリングみたいな手法に行ったんですけどね。でも最初は、どのくらいまでメチャクチャやっていいのか正直判らなかったんですけど、慶一さんからは思う存分やっていいからって言われて(笑)。
長門: リスペクトがあって、でも遠慮無くやったみたいな、その辺が痛快なんだよね。
曽我部: 慶一さんが僕にほとんどの部分を委ねてくれたから出来たことで、それは本当にありがたいなあというか、さすがだなあって感じがするんですよ。実は慶一さんがエグゼクティヴ・プロデューサーなんですよね(笑)。僕が実作業しやすいように動かしてくれていたから。
長門: レコ発ライヴ(TOUR’08“Captain and First Mates”)もあるんだよね。それはどんな風にやるの?
曽我部: まず僕がゲストという形でソロで出て、その後に慶一さんのライヴが続くという二部構成になると思います。慶一さんのバンドは、ご本人とウッド・ベースとパーカッション。たぶん何曲か僕もそこに入ります。あとは慶一さん次第で何が飛び出すかわからないですね(笑)。まあ、今回のCDの再現は絶対不可能ですから(笑)。

長門: ソロと曽我部恵一BANDのバランスは?
曽我部: あまりとってないですよ。バンドもソロの範疇ですから。だから特別バンドに名前を付けていないし、付けちゃうと結構重くなっちゃうじゃないですか(笑)。それでポップだったり、ある意味アイドル的であったり、ロックン・ロールみたいなところの煌きを、曽我部恵一BANDではやりたいと思うんですよ。そこでは、もっとメッセージがバンッと伝わることに意味があるような気がして、更にそれを誰かと共有するというのが、自分にとっては重要なんですよね。だからアレンジも、どのパターンが一番ダイレクトかで決めています。曽我部恵一ランデブー・バンドは、言わば趣味。音楽のための音楽。でも、そこを満足させられることがミュージシャン的には一番充実することだから、これはこれでやっていきたいんですよ。でも、歌を歌うって行為においては、自分の中ではそんなに変わらないですよ。アウトプットのかたちが違うだけで。
除川: そして曽我部恵一BAND待望の初スタジオ盤が4月に出ますよね。『キラキラ!』ってタイトルが象徴的です。
長門: ユーチューブで観たけど、観客の中にダイブしたりもするんだね(笑)。サニーデイの頃はやってなかったよね(笑)。
曽我部: ええ(笑)、ライヴに対する考え方がだいぶ変わってきて、ライヴの重要性というのを、より感じるようになってきたんですよ。その場その時じゃないと起こり得ないこととか、お客さんとのコミュニケーションとか、いろいろ考えるようになってきたから。
長門: お客さんは昔と変わった?ずっと追いかけているファンもいるだろうけど。
曽我部: もちろんいますけど、曽我部恵一BANDの時は、やっぱり若いお客さんが多いかなあ。ツアーで回っていると高校生や、大学生、二十歳前後の人たちが本当に多くなったから、こういう風に変わっていくんだなあって実感ましたね。男女比は半々ぐらいですね。
長門: じゃないと、ダイブ出来ないよね(笑)。

長門: 曽我部君は、DJクリエイターとのコラボレーションもしているし、ハウスや音響系にも強いでしょ。その辺はいつ頃から?
曽我部: ハウスを好きになったのは’80年代後半ですね。イギリスでアシッド・ハウスが出て来た頃、日本でもTV放送されていた「トップ・オブ・ザ・ポップス」で、M/A/A/R/Sを見て衝撃受けてからです。育ったのは四国の田舎なんですけど、一件だけセレクト・ショップがあって、I-Dとかイギリスの雑誌や、ヴィヴィアン・ウエストウッドの服なんかを扱っていたんですよ。そこに新しい音楽好きが集まってきて、スカもハウスもヒップホップもパンクもいっしょくたに聴いていた。だから、入ったのはパンクやハウスの方が最初で、そこから徐々にザ・バンドまで辿っていったというか(笑)。
長門: そうか、全然唐突でも意外でも無いんだね。
曽我部: ええ、ヒップホップに関してはリアル・タイムでしたからね。やっぱりデ・ラ・ソウルが出てきた時はびっくりました。ミュージック・コンクレートというか、レコードを大量に使ってレコードを作っているって感じが革新的でしたね。ポップだし、斬新だし、ギター持って演奏するだけが音楽じゃないんだなって。とにかく大好きになりました。いわゆるクラブ・ミュージックの人と、シンガー・ソングライターの人ってすごい垣根があるし、あまり互いに歩み寄っていかないんですけど、僕はハウスとかディスコの曲が好きだから、そういうのは無いんですよね。

長門: じゃあ、そろそろレコハン話を聞かせていただこうかな。
曽我部: 最初に買ったLPはローリング・ストーンズの編集盤『ノー・ストーン・アンターンド』です。まだ香川に居た中一の時で、メチャクチャ聴いてましたね。丸亀市のオオサカヤっていうレコード屋さんで、新品を買いました。ビートルズを買うつもりで行ったんだけど、ここはローリング・ストーンズにした方がカッコいいんじゃないか?って思い直して買ったんですよ(笑)。ビートルズは友達もみんな聴いていましたから。
長門: 上京したのは何歳の時?
曽我部: 19歳でしたね。学校が池袋で、練馬に住んでいたので、池袋のレコード屋によく行ってましたね。新宿、渋谷にも行っていました。池袋のオンステージ・ヤマノにシアターブルックの佐藤タイジさんが、今と全然変わらないアフロでいて(笑)、彼が推しているソウル・ミュージックやリズム&ブルースとか、割と黒っぽいのを買っていましたね。”これいいんですか?”なんて尋ねながら(笑)。インクレディブル・ボンゴ・バンドを買ったのはたぶんあそこじゃないかな?渋谷はヒップホップやギター・ポップとかでしたね。新宿は中古盤やレア盤。僕は東京に行ったら、ロジャー・ニコルス&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズのレコードがすぐ手に入るとずっと思っていたんだけど、どこに行っても売ってなかったのが結構ショックだった(笑)。この間のランデブー・バンドのツアーに参加してくれた木暮(晋也)さんにそのことを話したら、木暮さんがバイトしていた渋谷のHi-Fiレコーズでも、入荷したら一日で売れて無くなっていたよって言われましたね。ああ、当時もレアだったんだなって。だから、ロジャ・ニコとザ・シティのカラー・ジャケット盤は、今でも欲しいレコードです。白黒盤は持っていますけどね。
長門: なるほどね。続いて影響を受けたアルバムを教えて欲しいんだけど、こっちも色々エピソードがありそうだね。
曽我部: では今日の気分で、とは言いつつ、思い入れも深くってところで(笑)。
「 はちみつぱい / センチメンタル通り 」
  −『風街ろまん』はもちろん大名盤ですけど、こっちの方がちょっとだらしなくって(笑)
                                         自分に近いんですよ−
 大学の時に初めて『センチメンタル通り』と『風街』を両方聴いたんですけど、自分達の学生生活っていうか、まぁ、酒飲んでお金無くって、それこそスカンピンという(笑)、夢は有るけれど叶えられていない、そんな若者像にすごくフィットしましたね。“はっぴいえんど”と“はちみつぱい”ってどこか、“上流階級”と“労働者階級”って感じもするし、“天才達”と“一般人の集合体の強さ”みたいなところもあると思うし。『風街』は、もう手の届かない歴史的名盤かも知れないけれど、『センチメンタル通り』は、自分のレコードって感じがして大好きな作品です。それで、慶一さんはじめ、こうして僕が熱心に聴いてきた人達と実際に出会えたり、一緒に仕事出来たりすることってほんと夢のような話で。日々そういうことがあるから嬉しいですよ(笑)、本当に。

「 ニール・ヤング / トランス 」
  −このアルバムの存在が、ニール・ヤングをより輝かせていると思います−
 ある程度出来上がったミュージシャンが、自ら枠を取っ払って、朴訥とああいう変なことやってしまえるその探求心というのに影響受けました。だから、ひとつの道を少しずつ極めていくというよりは、ロックって楽しくてドキドキしている本人がいれば、それで成立するのかなっていうようなことを、このアルバムから学びましたね。アメリカのシンガー・ソングライターのレコードに、突然リズム・ボックスやヴォコーダーやシンセが入っている、本当に変なレコードなんですけど、曲はやっぱり良いんですよね(笑)。ニール・ヤングが何を目指したかっていうのも、今だとわかる。まあそうは言っても、一番聴くのは『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』なんですけどね(笑)。

 「 細野晴臣 / はらいそ 」
  −シンセの感じが大好きですなんですよ、ほんとマーティン・デニーみたいで−
 細野さんだと、僕はファーストかこの『はらいそ』。不思議なレコードですよね。でも細野さん自身は、作りながら悩んでいたと後日談に書いていらして、あんなに完成度が高くて素晴らしい作品を生み出していても、悩むことがあるんだなぁって、物作りの大変さが偲ばれましたね。以前、渡英した時に、スコットランドのあるレコード屋さんの店主兼ディーラーと知り合って、家にもレコードがいっぱい有るから、見に来いよって招かれたことがあるんですよ。それで、こんな音楽聴いたことないだろうと思って『はらいそ』を持っていったら、二枚帯付きでありました(笑)。

 「 デ・ラ・ソウル / 3 Feet High And Rising 」
  −これがなかったらスティーリー・ダンとか聴かなかったかも知れない−
 スティーリー・ダンって、それまでは昔のおじさん達が好きなグループというか、AORとかフュージョンみたいなイメージだったけど、ここでサンプリングされて、ブレイクビーツになりましたから。こういうヒップホップの取り込み方って、やっぱりすごいですよね。ホール&オーツもそうだし。でも、最初このLPを買って家で聴いてみると、新品なのにプチプチ言うんですよ(笑)。何これ、不良品?って一瞬思ったけど、それがサンプリングだったんですね。後でインタビューを読むと、彼等は親父のレコード棚から大量のレコードを引っ張り出してきて、それでこのアルバム作ったんだって書いてあったんですよ。だからスクラッチ・ノイズがいっぱい入っているのかって納得したという(笑)。

 「 スライ&ザ・ファミリー・ストーン / 暴動 」
  −「ランニン・アウェイ」とかセサミ・ストリートっぽくて可愛い一方で、
                                  不気味なところもある作品−
 スライの曲を、サニーデイの幼稚園ライヴでやりましたね。スライってものすごくドラッギーで不気味な処と、可愛い子供のお囃子みたいな処と、2つがあるから、絶対子供達に聴かせたら面白いんじゃないかって思ったんです。でも歌詞は、夢があるような、子供達が未来に向かっていくような内容にして。「サムバディズ・ウォッチング・ユー」って曲なんですけど、オリジナルは “誰かがお前のこと見てるぜ”ってパラノイヤチックな曲だから、もうちょっと明るい内容にしてみました。そしたらライヴの日に、誰も何の曲をやるとか知らないはずなのに、幼稚園の若い保父さんがひとり、スライのTシャツ着ていたんですよ(笑)。ものすごい偶然で。『暴動』じゃなくて『ハイ・オン・ユー』のプリントでしたけど(笑)。

 「 カーティス・メイフィールド / ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ 」
  −先日、カーティスの素晴しい世界観を深夜のデニーズで改めて体感しました−
 この間、ランデブー・バンドで名古屋へ行った時、他のメンバーは終演後に車で東京へ帰ったんだけど、僕はちょっと風邪っぽかったので、ホテルで休むことにしたんですよ。それで、そのホテルの前にデニーズがあって、夜中に飯だけ食おうと思って入ったら、いきなりカーティスの「ソー・イン・ラヴ」が流れてきた。それが本当に良くて卒倒しそうになりました(笑)。あんまりカーティスの曲をパブリックな場所で聴くことってないじゃないですか。それに深夜のデニーズだから、客層とかも、もう終わっている感じなの(笑)。夜中に一人で飯食ってるような連中しかいない(笑)。例えばここはシカゴの真夜中のコーヒー・ハウスで、そんな連中をカーティスの歌が優しく包み込んでくれているような、あぁカーティスってこういう世界観なんだろうなってかなり浸っていました。

 「 ラモーンズ / ラモーンズの激情 」
  −全部が完璧!アルバムの完成度とかそういう次元じゃなくて!−
 好きなアルバムっていうのが何枚かあって、ジャニス・ジョプリンの『チープ・スリル』とかストゥージズのファーストとかなんですけど、その一つですね。この曲が好きとかそういうのじゃなくて、もうレコードの存在自体が迫力あるんですよ(笑)。ジャケットと内容が寸分違わない存在感というか。ところで、日本のラモーンズ・ファンクラブの会長さんが女性なんですけど、その方が去年書かれた、『I Love RAMONES』という本がまた素晴らしく良くかった。ずっとラモーンズの傍にいた、ファンの視点で全て語られているから、共に生きた自分史になっているんですよ。それを読んで改めて思ったけど、ラモーンズは本当に、バンドの鏡ですね(笑)。バンドが解散した途端にメンバーの三人が死んじゃうんですよ。みんなそんなに年じゃなかったから、若くして立て続けに死んじゃうの。だから各自、ラモーンズのために生きていたんだなってありありと判る。売れたことは一度も無くて、カタルシスをあまり感じることもなく、しかも仲悪かったり(笑)。それでも、同じことをしつこくやり続けたってところがすごい!ギターでリーダーのジョニー・ラモーンは、かなりの大リーグ・ファンで、とにかく試合をひとつひとつこなしてギリギリまでやって引退するのが美しい、みたいな野球マニアの発想だったようです。だから、再評価され始めた頃に解散しちゃうんだけど、こうやって美しく引退することをみんながありがとうって言ってくれないのはおかしいって。そんな風にバンドを捉えていたのが面白かったですね。



〜曽我部恵一さんの7枚〜
はちみつぱい
/センチメンタル通り
キング(ベルウッド)
KICS-8809
ニール・ヤング
/トランス
ユニバーサル(ゲフィン)
UICY-6455
細野晴臣&イエロー・マジック・バンド
/はらいそ
ソニーミュージック(アルファ) 
MHCL-509
<紙ジャケット仕様完全生産限定盤>

DE LA SOUL
/3 Feet High And Rising
<輸入盤>
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
/暴動
ソニーミュージック(エピック)
ESCA-7632
カーティス・メイフィールド
/ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ
ビクターエンターテイメント(カートム)
VICP-60383
ラモーンズ
/ラモーンズの激情
ワーナーミュージック
WPCR-75060


  mints Barでは、時間の経つのも忘れて、音楽談義が続いています。



news!!
    レコミンツ(PART-1&2)にて、下記の曽我部恵一関連のCDをお買い上げの方に
        オリジナル特典(本人サイン入りポストカード)をプレゼントいたします!
        数に限りがございますので、お早めにお買い求め下さい。
       ○曽我部恵一BAND『魔法のバスに乗って<完全生産限定盤>』シングルCD
              ○曽我部恵一『blue』
              ○曽我部恵一『LOVE CITY』
              ○曽我部恵一『sketch of shimokitazawa(リマスター)』
              ○曽我部恵一『ラブレター』
              ○曽我部恵一ランデヴーバンド『おはよう』

○曽我部恵一BAND
『魔法のバスに乗って
<完全生産限定盤>』
シングルCD
○曽我部恵一
『blue』
○曽我部恵一
『LOVE CITY』
○曽我部恵一
『sketch of  shimokitazawa
(リマスター)』
○曽我部恵一
『ラブレター』
○曽我部恵一
     ランデヴーバンド
『おはよう』

曽我部恵一さんのオーダー
ジンジャー・エール

 ★Information★


  ■“Wケイイチ”ツアー情報
       曽我部恵一プロデュースによる鈴木慶一のアルバム「ヘイト船長とラブ航海士」が
       ついに2月20日にリリース!!
       はるか大洋に夢と希望を求める航海者たちをテーマに描かれたこのアルバムは、
       ロマンティックな愛に満ち溢れたアコースティックな肌触り。
      このアルバムの発売を記念した全国ツアーに曽我部もゲスト出演します!!
           鈴木慶一TOUR'08"Captain and Firdt Mates"

      <大阪>
        ●03/15 土 心斎橋クラブクアトロ
               17:00open / 18:00start 前売¥4,500(ドリンク代込)
               問 SMASH WEST 06-6535-5569
               チケット 2月2日(土)発売 ぴあ(P:280-077) ローソン(L:56957) e+ http://eplus.jp/
      <名古屋>
        ●03/16 日 名古屋クラブクアトロ
               17:00open / 18:00start 前売¥4,500(ドリンク代込)
               問 クアトロ 052-264-8211
               チケット 2月2日(土)発売 ぴあ(P:280-298) ローソン(L:45589) e+ http://eplus.jp/
      <福岡>
        ●03/30 日 福岡百年蔵
                17:00open / 18:00start 前売¥4,000(ドリンク代別途)
                問 BEA 092-712-4221
                チケット 2月2日(土)発売 ぴあ(P:280-330) ローソン(L:89808)
      <東京>
        ●04/04 金 渋谷Duo Music Exchange
                17:00open / 18:00start 前売¥4,500(ドリンク代別途)
                問 SMASH 03-3444-6751
                チケット 2月2日(土)発売 ぴあ(P:280-363) ローソン(L:34129) e+ http://eplus.jp/
      <札幌公演>
        ●04/11 金 札幌JASMAC PLAZA ZANADU
                19:00open / 19:30start 前売¥4,000(ドリンク代別途)
                問 SMASH EAST 011-261-5569
                チケット 2月16日(土)発売 ぴあ(P:283-012) ローソン(L:13676) e+ http://eplus.jp/


  ■曽我部恵一BAND イベント出演情報
         4/12(土),13(日)お台場オープン・コートにて開催MUSIC FESTIVAL<渚>
         曽我部恵一BANDは13日(日)に出演
         詳細は公式HPをご覧下さい
                  http://www.nagisamusicfestival.jp/


  ■曽我部恵一ランデヴーバンド イベント出演情報
         4月26・27日、横浜ZAIMにて開催<KAIKOO meets REVOLUTION>
         曽我部恵一ランデヴーバンド出演決定!
         OFFICIAL SITE
                  http://www.myspace.com/kaikoomeetsrevolution




     (注)グッド・タイム・ミュージックの流れる店、mints Barは架空の店です。

mints Barは、コチラのお店をお借りして、撮影しています。


ラウンジバー瑠璃
東京都中野区新井1-7-1
カーサトモエビル1階
Tel : 03-3387-7906



ラウンジバー瑠璃で
お得なキャンペーン開催中!
『レコミンツ ポイントカード』又は
『フジヤグループ共通ポイントカード』
をご呈示頂くと、お会計が【10%OFF】になります!
期間:2008.4/1 (火) 〜 6/30 (月)


第二十夜  おわり



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