mints magazeine 伊藤銀次のBEAT GOES ON  

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#021 2007_6月号
 最近、僕はスタジオでのプロデュースだけでなく、ライヴ活動も活発にしている。きっかけはココナツ・バンクの再結成。それに端を発し、杉真理君との「マイルドでいこう」のユニット、青木ともこさんとの「クラウディ・ベイ」などなど、今は「ライヴ」がたまらなく楽しい。そんな中、また一つ僕が参加したグループが、4月 7日、下北沢の440でデビューを飾った。その名も「ジョンB’s ブルース・ハーツ・ クラブ・バンド」。そう、誰でもわかる!リーダーはあのウルフルズのベーシスト、 ジョンB・チョッパーその人なのだ、他のメンバーは、上原 "ユカリ”裕(Drs)、 伊東 "ミッキー”ミキオ(Pf/Organ)、そして僕、銀次(Gtr)の4人だ。去年の暮れ頃、ウルフルズのプロデュースをさせてもらってた時に、ジョンBとミキオ君がブルース・バンドをやろうよって話をしていたのに僕がのったのがきっかけ。そこへユカリを誘って、とんとん拍子に話は進んだ。バンドの雰囲気は「ビル・ワイマン&リズム・キングス」かな。楽器の性格上、彼はあまり前に出ないが、しっかりと彼の音楽ポリシーに裏打ちされている。今月は、僕らが演奏した曲のオリジナルが聴けるアルバムを紹介したい。(1)は、ザ・ミーターズのベスト。メンバー全員がブッカー・T&MG'sと並んで大好きなのが、ザ・ミーターズ。普通なら有名な「Cissy Strut」あたりを取り上げるのだろうが、僕らが演奏したのは、「Funky Miracle」。強力に ファンキーでかっこいい曲だが、バンドの一体感が問われるなかなかの難曲だ。

(2)は、僕の声に合っているという理由で、ジョンBが選んでくれた「Rainin' In My Heart」が聴けるスリム・ハーポのベスト。ちょっぴり脱力系の彼のブルースは独特でおすすめ。「I'm A King Bee」や「Baby Scratch My Back」も必聴。

(3)は、ジョー・コッカーでもおなじみの「Feelin' Alright」が入ったデイヴ・メイソンの、これもベスト盤。元々は、トラフィック在籍中に彼が書いて歌っていたが、これはライヴ・ヴァージョン。アナログ時代に『Headkeeper』というアルバムに収録されていた。これは、今、CD化されていないので、このベストでしか聞けない。トラフィック時代のアレンジとは違うが、いい解釈で、前々から歌ってみたかったのがやっと実現した。というわけで、いろいろなかなか好評だったみたいで、また9月あたりに演りたいと思っているので、興味のある人は、予習して観にきてね。

(1)THE METERS
/ANTHOLOGY
RHINO CR2 71869
<輸入盤>
(2)SLIM HARPO
/THE BEST OF SLIM HARPO
HIP-O HIPD-40072
<輸入盤>
(3)DAVE MASON
/THE BEST OF DAVE MASON
MCA MCAD-31169
<輸入盤>

【伊藤銀次プロフィール】
1950年大阪府生まれ。1972年、バンド「ごまのはえ」でデビュー。
その後「ココナツ・バンク」に改名し、大瀧詠一氏プロデュースのもと活動するが「はっっぴいえんど」解散コンサートの翌日に解散。
解散後は、「シュガーベイブ」「ナイアガラトライアングルVol.1」への参加を経て、ソロ活動を開始。
1980年、佐野元春との出会いがきっかけとなりプロデューサー・アレンジャーとしての活動も始め、ウルフルズなど数多くのヒット・ソングを手掛ける。2003年、「ココナツ・バンク」を再結成しミニアルバム「ココナツ・バンク」発表。
2005年、朋友である杉真理と共にバンドを結成しライブを行うなど、表舞台でも精力的に活動中。

伊藤銀次ファンサイト[BABY BLUE]
http://sound.jp/itoginji/




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