「BRIO」という雑誌で音楽DVDレコメンドの連載を始めることになった。第一回が"Concert For George"。ということで、ビートルズ・オマージュ映画から3枚選んでみた。前回に引き続き、今月もサントラ物で行くぜ!
まず(1)は、ビートルズが全米に上陸した1964年にペンシルバニアの田舎町から出た「ワンダーズ」というローカル・バンドがスターダムを駆け昇っていくお話。あのトム・ハンクスの初監督作。自らも彼等を発掘して売り出していく「プレイトーン・レコーズ」の敏腕プロデューサー役で出演している。架空のグループなので、中で使われる曲はすべて書き下ろしのオリジナル。なんとトムも数曲書いていて、どの曲も64年当時の雰囲気を醸し出していて、なかなかの名曲揃いだ。もちろん、DVDを見てから聴いたほうが思い入れたっぷりで聴けるが、いきなりサントラから入っても普通にナイスなアルバムとして楽しめるCDだ。特に彼等のヒット・シングル、映画のタイトル・チューンの「That
Things You Do」は、あのFountains Of Wayneのアダム・シュレシンジャーの作曲で、初期ビートルズをものの見事にパロった名曲。(300曲の応募作から選ばれたらしい)間接的ではあるが、トムのビートルズへの想いを感じさせる作品だ。