67〜69年頃、未だタワーやHMVなどの大型洋盤店が日本に進出して来てなかった頃、当時、梅田(大阪)は東通り商店街の中にLPコーナーという洋盤専門店があった。そこで僕の弟がたまたま衝動買いしたアルバムがブルース・イメージのファーストだった。当時、僕はクラプトンやピーター・グリーンなどの英国白人ブルースに、はまっていた。ベック、アルヴィン・リー、ミック・テイラーなどなど、本当にかっこいいギタリストたちが群雄割拠だったのに比べ、どっこい本場のアメリカにはマイク・ブルームフィールドやジョニー・ウィンターぐらいしか、ぴんと来るギタリストがいなかったのである。そんな中、このブルース・イメージを率いるギタリスト、マイク・ピネラのエッジがありつつも、甘い響きの、ESー335ならではのギター・ワークには、すっかり虜になってしまったのだ。(実は「ごまのはえ」の前に組んでいたグラス・ブレインでこのファーストの中から「Leaving
My Troubles Behind」という曲をカヴァーしていた)その後、彼らは「ライド・キャプテン・ライド」という曲をヒットさせるも、ビッグになれず解散してしまう。当然、CD化されたのは、この曲を含む2枚目『オープン』だけ。なぜかギターが冴えわたってる方のファーストが日の目を見ることはなかった。ところが、なんと突然、今年になってCD化されたのである。と言う訳で、これを記念して(?)今月は、僕の好きなUSブルース・ギタリスト特集で3枚!
まず(1)はそのブルース・イメージ。ファーストとサードが2 in 1 CDになっているが、おもしろいのはファースト部分。M1、M2がお薦めだが、ラスト曲のラテン・ロック的なのもなかなか。アメリカ白人ブルースといえば、この人は絶対落とせない、マイク・ブルームフィールド。バターフィールド・ブルース・バンド時代はテレキャス使用の彼が、ここではギブソン・レスポールになったことで、ぐっとナイス・ブルース度が上がった。(2)は盟友アル・クーパーとの歴史的ライヴ・セッション。そんなアル・クーパーがらみでもう一人、白人ではないが、比較的白人ブルースマンのセンスで聞かせるのがシュギー・オーティス。(3)はそんな彼のベスト。アル・クーパーとの『スーパー・セッション2』での「Looking
For A Home」が入ってないのが残念だが、当時、まだ十代とは思えない天才ぶりを発揮していて脱帽もの。
(1)BLUES IMAGE
/BLUES IMAGE+RED WHITE & BLUES IMAGE
COLLECTABLES COL-7808
<輸入盤>